皆さんこんばんは。
清水スポーツの佐藤です。
先日、今年の卓球全日本選手権が終了しました。
最終日の男女シングルスの結果を拝見し、男子では戸上選手の2連覇。
女子では早田選手の3年ぶりの優勝で幕を閉じました。
男女の決勝を少し時間をおいてから拝見し、感じた事を述べさせていただこうと思っています。
2試合、全く違うゲーム展開で試合を進めていました。
男子の戸上選手は張本選手と対戦をしました。
戸上選手は元々攻撃的な卓球が特徴な選手ですが、張本選手の方が格上という事もありいつにも増して終始攻め続けるプレーが際立っていました。
逆に女子の決勝では、早田選手が先に2ゲームを奪われて劣勢状態でした。インタビューでも話していましたが「負け」を覚悟したといいます。
そこからのゲーム展開は我慢をしながらの試合でとてもタフな試合状況だとみていて感じました。
攻め続けた戸上選手と我慢を強いられながら根気強く戦った早田選手。
真逆の試合状況に思いますが、どちらのプレー内容も私はとっても大切だと思っています。
卓球の難しいところで、攻めるだけでもダメ、我慢だけしてプレーをするのもあまり良くはないですね。
我慢しながらのプレーに時には攻める姿勢を見せたり、ひたすらに我慢を続けたりトップになればなるだけ一筋縄ではいきません。
そのような両選手の精神状況を観察しながらプレーを見ていて上記の事を感じました。
私の指導する子供たちにはまず「我慢」できる選手にまずはなって欲しいと思っています。
まずはあきらめずに、劣勢でもなんとか食らいつき、我慢をしながらプレーできる選手に。
このような精神面の強い選手になるにはやはり日頃の過ごし方が出てきます。
どれだけ生活に卓球へ繋がる時間を作れるか、その積み重ねが想いに変わり、プレーの内容・質に繋がってくると思っています。
プレースタイルは違えど、根本のところをしっかりと持った選手・チームを作っていきたいと感じた今年の全日本選手権でした。
頑張ります。
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