3年生へ向けて

本日はYくん
彼は小学校から通っている選手で、非常にまじめな選手でした。まじめな選手に多いポイントは「ストロークのまとめ」がきちんとしていることです。これは見ていて非常に好感を持てるのですが、いざ試合になると弊害を起こすこともあります。

例えば卓球の特徴としてすべてのボールを打たなければならないということがあります。
野球のバッターのように「このボールは見逃す」ということができません。
だからこそ「一つのフォーム」で対応できるほど甘くはないです。
彼はまじめであるがゆえに「すべてを自分の狙い通りに打とうとして失点してしまう」ということがありました。

自分だけのプレーを追い求め、自滅してしまう選手は多いです。
私はそれを変えるためにいろいろなアプローチをしましたが、ようやく今日、彼から待っていた質問が来ました。
その質問が来ないかとずっと3年間待っていました。大まかな内容しか書けませんが、早い話が「自分の技術主観」の質問ではなく、「相手主観の見方」の質問です。

卓球は自分がいいプレーをできなくても「相手の自滅で勝つ」ということはあります。だからこそ「相手に目を向ける」ということが大切です。

そういう意味で彼はいつも「自分のプレーをどうしたらいいか」という質問ばかりだったのが、「相手のこのサーブの時にどうしたらいいか」という「相手に合わせる考え方」をできるようになった証拠です。
本当にうれしかったですし、また県大会に期待を持てます!!


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