本日はHさん
彼女は非常に「大人しい子/心配性な子」です。自分の思っていることも一緒に通っているOさんが付き添いでないと言いに来られません(笑)
でも繊細な一面を持っていてラバーを変えると途端にプレーがぐちゃぐちゃになってしまいます。
ただそれは、大半の選手がブラインドテストしたらわからない(どっちのラバーなのかわからないようにしたら)程度です。でもラバーを変えたという先入観が人間をそうさせるんです。
エンデバーに入部して間もない頃、私は指導プランを考える際に「戦型」というものを全員考えます。攻撃マンをカットマンに変えるべきか、このままでいくか、守備型を攻撃型に変えるか、もっとこういうスタイルが良いのではないかと常に今ある戦型に疑問を持って指導します。
彼女は守備型の選手ですが、そのままで行こうと確信したエピソードがあります。詳細はプライバシーもあるので控えますが、私が仕事で彼女の学校に訪問したところその出来事に居合わせました。簡単に言うと、友達を守ろうという姿勢です。本人すら気づいてないかもしれません。
粒高で守るという戦型は「花形の戦型」ではありません。チャンスメイクして決めるという特殊な戦型です。
やりたがらない選手も大勢います。逆に嫌がられる戦型です。でも「決して自ら表に出ない」という性格は「臆病」とも捉えられがちですが、彼女は「守る強さを持った選手」でした。決して臆病ではない。
だからこそ私は彼女への指導は「1対1」でするようにしました。そうすることで彼女の心の底をいけるからです。
いずれにせよ、彼女の良さを生かしたプレーで最後の夏を頑張ってもらいたいです。
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